試行錯誤、そして「怯むな!」

 8月もあと数日で終わりですね。ここ郡上でも、昼間はとんでもなく暑い日が続いていますが朝晩は少しずつ涼しくなってきました。

 今年はコロナ架の夏。郡上踊りも中止となりいつもとは少し様子の違う町の風景ですが、朝晩の帰り道の風景や川の景色はいつもと一緒です。


 コロナ架のこの夏、観光の町 郡上八幡は、町からめっきり外国人の観光客が消えました。団体旅行もこんな状況下では開催し辛いようで、団体客の姿もなく観光バスの駐車場は寂しい限りです。週末には賑わいを見せる事もありますが、やはり訪れる人はずいぶん減っている感じがします。

 それと、これは自分の気のせいでしょうか。観光に見えるお客さんの平均年齢が随分若くなったような気がします。ワイドショーで繰り返しコロナの恐ろしさが報道されていると、「やはり外に出るのは・・・」となるのでしょう。実際うちの両親も外出するのを随分控えているようです。でも、という事は、やはり若い人はテレビ見ないんですね・・・。


 団子茶屋ではシーズンごとに限定メニューを提供させていただいています。今夏は「レスカ」を中心に梅や紫蘇ジュースをお出ししています。多くのお客様に注文いただき嬉しい限りです。内緒ですが、スタッフからはひそかに紫蘇ソーダが大人気です。


 というわけで、今は秋そして冬用のメニュー作りに毎日苦しんでいます。どんなものをお出ししたら喜んでいただけるだろう。どんな提供の仕方がいいのだろう。やっぱり地元のものを使いたいな。器もどうしよう。毎晩毎晩あーだこーだと試行錯誤を繰り返しています。9月には始まる秋限定メニューぜひお楽しみにしてください。


 それと、団子茶屋郡上八幡は「障がい者の人たちの働く場所を作る」という事が最大のミッションになっているお店です。就労継続支援B型事業所としての認可を受け、日々就労訓練を行っています。全国にはたくさんの同じような仲間がいて、昨日は「ひるむな、私たち。」というテーマでオンラインのフォーラムが開催されました。そこで団子茶屋の取り組みを紹介させていただきました。

 「観光地」「飲食店」なんて、夜の店に次ぐくらいのやばい業種です。団子茶屋はまさにその観光地の飲食店ですが、一切怯むことなく、多くのお客様に安心して楽しんでもらえる店づくりをしていきます。てな事を話させてもらいました。

 不要不急。よく言ったものです。観光や団子なんてまさに不要不急の極みだと思います。でも、不要不急って人生に必要不可欠なもののような気もします。


 明日も暑くなりそうです。残り少なくなってきている夏の郡上八幡、ぜひ遊びに来てください。そして、団子食べてゆっくりして行ってください。

 皆様のご来店、心よりお待ちしています。

 

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